人と空間がゆるやかにつながる家
最初の打ち合わせで、理想とする家のイメージをしっかりと描いてこられたご夫婦。
いわゆる既製品をできる限り使わずに、自分たちの好みのものだけで家を作りたいというご希望をいただきました。
イメージしたのは「アメリカの住宅」。内外問わず、木をふんだんに使った、開放的な家をご提案しました。
施主さんの想いに、こんな形で応えました
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外と中をつなぐ、ウッドデッキ
広い間口の正面には、開放的な大きな窓とそれに沿う様に端から端まで伸びるウッドデッキ。外の空間と家の中をゆるやかにつなぐ気持ちの良いスペースです。子どもも大人もデッキに腰を掛けて、遊んだり、くつろいだり。
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家の中心に、大きなリビング
家族が集まる場所にスペースを広々と確保したい。というご要望に天井の抜けた広々リビングダイニングをご提案。ゆるやかに繋がるキッチンでは、話をしながら調理をしたり、お子さんが遊ぶ畳敷きの小上がりにも目を配りやすいスペースです。それぞれが過ごしやすいリビングに。
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自然素材にこだわる
壁は珪藻土、床材は悩みぬいて決めたアカシア材。床材として使うことは稀ですが、自然の多様な色味が、部屋に独特の落ち着きを生み、気持ちの良い空間に。
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空間の要、キッチン
内装のイメージを最初に決定づけた奥様ご希望のwoodoneのキッチン。いわゆるシステムキッチンとは異なり、まるで木製の家具のような個性的な見た目が特徴です。このキッチンを要にそれに合う床材や壁、建具が決まっていきました。
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大事なものと過ごす場所
リビングの奥にあるロフトスペースは、音楽を楽しみたいご主人のプライベートスペース。楽器やCDがぎっしり並ぶ棚はご主人のDIY。事前に相談をいただいて、壁に棚をとりつけるための下地を入れています。建てた後に、少しずつ手を入れていくのも家づくりの醍醐味です。
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イメージどおりの洗面台
造作での洗面台をご希望だった奥様が、思い描くイメージを絵に描いてくださり、それを元に造作しました。タイルや蛇口まで、一つひとつ決めていったこだわりの洗面台です。
- 主な外部仕上げ
- 屋根・外壁:ガルバリウム鋼板
ドア:アルミ - 主な内部仕上げ
- 床材:アカシア
キッチン:Woodone
風呂:TOTO
トイレ:LIXIL - 所在地
- 長崎県東彼杵郡川棚町
- 家族構成
- 20代ご夫婦+子ども2人
- 延床面積
- 27.5坪(平屋)
- 敷地面積
- 397㎡
- 工期
- 4カ月
- 構造形式
- 在来軸組工法